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ベトナム料理は地方色豊か

ベトナムは北は中国に接し、南は赤道近くにまで達するS字状の細長い国です。
日本と同様に四季があり、冬は10度前後まで下がることからとても南国のイメージでくくることはできません。

北部の料理は、甘みを抑え全体的に薄味の気がします。海に面した土地以外では、川魚も食卓にのぼり、タニシなどを使った料理もあります。中国の影響が強く、味噌や豆腐、麺が有名です。

中部の料理は塩気や唐辛子のピリッとした辛さが好まれるはっきりとした味付けです。ヌックマムをよく使用します。コーヒー、胡椒、お茶などの高原作物が作られ、洋野菜が栽培されています。かつてのフエ王宮の料理や、中華料理のベトナム風にアレンジしたものなど、歴史を反映した食生活が残ります。

南部の料理は暑い気候にあわせ、甘いのが特徴です。また酸味や塩気もはっきりしていて、コクのある味付けです。ココナッツミルクを多く使うのが特徴です。ここでは、こってりとした味付けのベトナム南部料理を味あえる他、世界各国の味も楽しむことができます。

南部料理の特徴のひとつがココナッツや砂糖をたっぷりと用いたコクのある味付けです。ココナッツの実のなかにアイスクリームを盛り、デコレーションが施されている楽しいデザートもあり、これは都会ならの味です。

また、有名なバインセオはベトナム風お好み焼きといった感じで、南部のそれは生地にココナッツミルクを入っていてコクがあり、パリッとしたその食感が日本にも人気があります。

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